こんにちは,ゲンジ(@genji_jisou)です。
先日の話ですが,Google Cloud Summit2018に参加してきました。
個人的にはビジネスとシステム開発(AIやクラウド)の勉強になったので,実際に参加して感じたオススメポイント,参加メリットなどをまとめます。
今回参加したサミットは大阪ですので,その他地域での開催と多少違う内容もあるかもしれませんが,その点はご了承ください。
Contents
Google Cloud Summit 2018のプログラムについて
午前と午後のセッションに分かれていました。メインのカンファレンスルームがあり,別会場では,展示パネルと実際に開発されたシステムのデモも展示していました。
■当日のスケジュール■
- 10:00〜11:30 午前セッション
- 11:30〜13:00 昼休憩、オープンステージ+展示パネル見学
- 13:00〜17:45 午後セッション
午前セッションについて
午前は,基調講演という事で,Googleのエンジニアの方を含め7名が登壇し,それぞれGoogleの企業紹介からCloudのクラウドサービスの現状を紹介していました。
時間的には1時間30分程度でしたので,ポイントを絞ってのGoogleCloudサービスの説明内容になっています。また,詳しく知りたい方は,午後のセッションにお越しくださいという感じの流れでした。

プレゼンの中には,実際に提供しているクラウドAIサービスを使った「お寿司のネタ判定システム」のデモもしていました。
昼休憩、オープンステージ+展示パネル見学について
それぞれのテーマ(音声認識,翻訳,テキスト認証など)ごとにクラウドAIサービスを使った事例が展示していました。
個人的に印象に残っている展示が,保険会社のチャットボットシステムでした。AIを使って,保険のお客様対応を行うことが概要になります。イメージしやすく,自分にでも作れるのではないかと感じたので,今後のシステム開発の参考事例にしたいと思ってます。

上の写真は,EdgeCPUと呼ばれるハード側にGoogleが創ったCPUを取り付けることで,クラウドではなく,ある程度の処理をハード側で行ってしまおうというデバイスでした。
ここでは,詳しくは記述しませんが,ハード側で得られたデータも大量になるので,わざわざクラウド側に全てのデータを送って処理していてはスピードが遅くなるので,ハード側でそのままデータを処理をしてしまおうと言う内容です。
その他にも,色々なGoogleクラウドサービスを使った開発事例や,企業導入事例を展示しており,今後のビジネスやシステム開発に活かすことができるのではと感じる内容でした。
ちなみに,お昼の会場では,おにぎりorパンどちらか1つとお茶or水のペットボトル1本が来場者に配られていました。流石に天下のGoogleさんという事で,太っ腹でした。
午後のセッションについて
午後からは3つのセミナールームで,テーマ毎に分かれてのGoogleクラウドサービスの紹介でした。各回45分の15分休憩で5回開かれました。

ちなみに私が参加したテーマは下記です。それぞれGoogleのエンジニアの方,もしくはパートナー企業の社員さんが登壇していました。
- GCPで始める機械学習〜少ないデータで学習いらずのMLで、ビジネスを加速しよう〜
- GCPが支えるエンタープライズEDIイノベーション
- 専門家に頼らなくても大丈夫。誰もが使える機械学習。
- AI・機械学習ソリューション プラットフォーム「GennAI」のご紹介とGCP活用事例
- Google Cloud Platformで実現するデータ・ドリブンマーケティング
午後のセッションに関しては,パートナー企業が登壇していた回はどうしても自社のセールス寄りの内容になっていたせいか面白くありませんでした。
一方,Google社員の方がメインで話されるセッションは具体的で,サービスの説明が多かったので良かったと感じました。
参加して感じた良かった点
- 最新のGoogle クラウドサービスの概要が学べました
- 実際にクラウドサービスを使ったシステムを見ることができた
- 手提げ袋や傘、ボールペンなどお土産を沢山もらえました
- 昼休憩に軽食がでたところ(会場近くはお店が少なめでし他ので,助かりました)
参加して感じた悪かった点
- 午後のセッションが一部,タイトル変更になるなど,どこに行けばいいのか迷ったこと
- パートナー企業の登壇が自社の営業よりになっていたところ
- 午後のセッションが事前登録制だったのにも関わらず,当日は関係なしでどのセッションにも入れたこと
まとめ
総合的に見て参加して大正解でした。
もちろん,参加される人のレベルやポジションによって評価は変わるとは思います。
Googleクラウドサービスの現状を理解するにはとても有意義で,今後のシステム開発やビジネスを行う上でのヒントが転がっているのではないかと感じました。
それと忘れてましたが,参加費は無料ですので,ご興味ある方はぜひ一度参加されてみてはいかがでしょうか。