こんにちは,gen10です.
将来,独立や起業したい20代・30代の方って多いですよね。
ただ,今の状態で独立して大丈夫かという起業希望者の方は多いと思います.
製造業やIT企業にお勤めの方で,特に技術寄りの部署にいる方はそういう思いが強いのではないでしょか.私も当時は同じ様に感じていました.
今日は理系院卒でエンジニア出身の私が,自信を持って起業するまでに3回転職した理由と,転職したキャリアは起業にどう影響したのかについて書きたい思います。
起業や独立を目指すエンジニアの方だけでなく,転職を希望される方の参考になればと思います.
Contents
いたって普通の会社員でした
私のスペック,環境をザックリと簡潔に共有します.(詳しくは自己紹介をご覧ください)
下記の様に特筆して,目立った経歴でないことがわかります。
その辺にゴロゴロいる普通の会社員でした。
- 偏差値64国公立大学工学部(大学院工学研究科)卒業
- 新卒で大手家電メーカーのエンジニア
- 初めての転職は入社4年目
- 学生の時から将来的には独立・起業しようと考えてい
とにかく前を向いて前進し続けてみた
第1回目の退職理由

初めての転職は新卒で入った大手電機メーカーからの脱出でした.当時はかなり悩んだ事を覚えています.丁度,入社4年目に入った春に決断しました.
退職理由については,独立・起業にリアリティを感じることができない仕事,職場であったからでした.
要するに,独立や起業を考えた場合,一人や数人で行える様な規模の仕事をしていなかった点にあります.
第2回目の転職理由

ITベンチャーでは社員数10名程度であったので,社長との距離感が非常に近かったのを覚えています.ですので,経営を身近に感じることができた点は本当に良かったです.
この会社では,実際の現場でシステムの組み立てを経験しました.いわゆるIT土方と言われる部分ではありましたが,システム開発の知識とスキル、IT業界の構造やビジネスモデルを理解できました.
次にこの会社での退職理由ですが,営業希望を伝える(お客さんとのフロント業務を希望)も実現しなかったからです。
第3回目の転職理由

総合広告代理店では,WEB部門の立ち上げということもあり,WEBマーケティングを中心にテレビなどのマスメディアの知識やスキルを身に付けることが出来ました.
一人で客先に営業に行く事もあり,ヒアリングから提案書や見積りの作成,プレゼン,ディレクションなど様々な業務に携わることができました.
この会社の退職理由ですが,自分で会社を創ってやっていけるのではという自信もできた事と,最低2年は無収入でもいける軍資金とともに,起業する決断をしました.
振り返って,後悔している事はあるのか??
全くありません.
お金がなくなれば,知識とスキルさえあれば,食ってくぐらいできると考えているからです.
私の場合は,新卒の会社を辞めて,ITベンチャーに飛び込んだ時の研修で現在の妻と出会うことができました.そして現在,妻と0歳の息子の3人で平和に暮らせています.
転職した理由まとめ、転職することで起業に影響したこと
転職した理由まとめ
- 独立・起業に直結しない職場環境、仕事内容だったから
- 営業希望の職種変更が認められなかったから
- 自分で会社を創ってある程度やれそうな自信がついたから
転職することで起業に影響したこと
- 自信がついた(システム開発の知識やスキル、業界の知見がついたから)
- 軍資金ができた
- ゆっくりと考える時間があった(ただし若さは失われた)
まとめ
私の場合は,学生の時から将来的に独立や起業したいという思いが強かったので,この様な退職理由となりました.
ただ,転職に不安が残るという方は,おそらく食いっぱぐれるんじゃないかという不安や恐怖が頭の中にあるからではないでしょうか.
それを解消するためには,自分に知識やスキルをつけ,いつでも食える状態にしておくことを強くお勧めします.ですので,知識やスキルを軸に転職を考えてみてはいかがでしょうか.